MATLABインタフェースプログラム |
■概要
MATLABインタフェースプログラムは、MATLAB/Simulinkで作成したブロック線図を、
Simulink Coder(Real-Time Work Shop)を用いてCソースプログラムに変換することによってDSPで実行可能なプログラムを自動的に生成することが可能です。DSPコードを作成するに当たりHOST通信機能を含め生成を行います。
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1.IOブロックセット | 2.Similinkによるモデル作成 | |
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4.コード生成、コンパイル実行 | 3.処理間隔の設定 (処理時間、処理間隔などのパラメータ設定 |
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■Simulinkによるマルチタスク機能
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1.このモデルはADを3ch計測してチャネル毎にサンプル時間の違うタスクが処理を行いその結果をまとめて同一サンプル時間にてDAを行うものです。
基本サンプリング時間
5msec AD, Task1, DA
第2サンプリング時間 40msec
Task2
第3サンプリング時間 50msec
Task3
優先度は基本サンプリング時間のタスクが第一優先になります。その後速度が速い順に優先されます。
2.サンプリング時間は1に従い基本サンプリング時間が1番速いものとなります。そして他のサンプリング時間は基本サンプリング時間の倍数で設定します。
3.タスク間のデータ転送はRate
Transitionブロックを使用します。このブロックはSimulinkのSignal
Attributesにあるブロックです。
4.マルチタスクモデルでもシングルタスクモデルと同様に1個のプログラムとして作成されるのでNet-Scopeのダウンロードは1個のプログラムファイルを指定すると各タスクは同時に起動されます。
5.各タスクは優先順位別に違うレベルの割り込みを使用して実行されます。
よって優先順位の低いタスクを実行中でも優先順位の高いタスクの実行が優先して起動されます。
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