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RS-300はRECTUSON社で開発されたリアルタイム周波数分析プログラムです。
Kei TechnosのA/D変換装置と組み合わせて使用できるようカスタマイズされたものを販売しています。
(下記のご案内はRECTUSON社の標準仕様であり、弊社製品と組み合わせた場合は内容が一部異なる場合があります。)


















   
リアルタイム周波数解析プログラム RS-300シリーズ
  • リアルタイム周波数変換(FFT) 及び分析
  • リアルタイムオクターブフィルター(1/1, 1/3 Octave) 分析
  • 周波数応答関数(FRF、COH 等)の計算
  • 回転体次数比(Order tracking) 解析機能
  • Digital filter 解析機能
  • リアルタイム Waterfall、Color-map などの 3-D 解析
  • 音圧レベル測定機能(A-、B-、C-weighting filter)
  • Microsoft  Word、Excelへの画面及びデータ移動

RS-300 Seriesはデータ収集装置からPCに入力される様々な信号をリアルタイムに分析するプログラムで ユーザーが要する分析機能を選択して使うように解析機能をモジュール化してコストを抑えながら 最適のシステムを構成することができます。
リアルタイム FFT、Cross spectrum、Power spectrum density 等のスペクトラム分析を基本にオクターブフィルター解析、 インパクトテスト、Order tracking、デジタルフィルター等多様な機能を支援する、騷音・振動解析プログラムです。
各解析モジュールは ISO、JIS、ANSI 規格を満足して、使用上の便利さのために Customized S/Wを供給します。 また、繰り返し試験のための測定条件設定ファイル保存及び、レポート作成(MS Word, Excel 互換)機能が含まれています。

測定条件設定 測定条件設定画面






サンプリング周波数 400Hz ~ 100kHzまで段階別設定
(ハードウェア仕様により)
ブロックサイズ 160 ~ 51200まで設定(変更可能)
Overlap 0, 25, 50, 75%
Overload ユーザーが入力信号に対して、Overload 範囲を設定、有效データ計測をサポート
センサーの種類 入力チャンネルのセンサー種類を選択
感度値(mV/Unit) センサーの感度値またはユーザー正義による単位と入力電圧との換算値入力
入力電圧範囲 ±0.2、0.5、1、2、5、10、20V(ハードウェア仕様により)
ウィンドウ関数 Hanning, Hamming, Flat-top, Blackman, Triangle,
Kaiser Bessel, Rectangular
TTL Pulse 回転体のTTL Pulse入力時選択
センサーの補正 騷音/振動計、Zero offset 補正機能
全チャンネルに対して補正を自動で実行



保存方法 時間、平均回数、無限保存の中でユーザーが選択

平均法

Linear, Exponential, Peak holder

平均回数

ユーザー正義

保存ファイル

時系列及びすべての解析データ保存

トリガー

Pre-/Post-trigger, Level, Time interval trigger サポート

試験環境

試験者、試験場所、温度、湿度等の試験環境記録

ユーザーが購入したハードウェアが変更または追加されれば設定画面が変わります。
上記、設定内容は当社の PPD 基準です。



Frequency Analysis Module
RS-300シリーズの標準モジュールでリアルタイムFFT解析によって、多様な分析値を表示及び保存します。

- Time domain -------------- Coherence
- Auto spectrum  ----------- Cepstrum 
- Power spectrum --------- - Correlation
- Power spectrum density     - S/N ratio
- Cross spectrum
- Frequency response function

周波数特性補正 : A-, B-, C-weighting
座標 : Real, Imaginary, Magnitude, Phase
グラフ形式  : Line, Waterfall, Color contour
保存ファイル Export サポート


Octave Filter Module
- ANSI S1.11 規格基準
- 1/1 Octave filter (6-pole filter, 16Hz ~ 16kHz)
- 1/3 Octave filter (6-pole filter, 12.5Hz ~ 20kHz)
- 1/n Octave filter (オプション))
- Overall value 及び各バンド別オクターブ値、表示及び保存
- 周波数特性補正 : A-, B-, C-weighting
- 平均法 : Linear, Exponential
- 平均回数 : ユーザー正義

注) 当社の PPD中のDSPに本アルゴリズムを適用すればPCの負荷を減らすことができます。


Impact Test Module
インパクトハンマーの加振を通じて衝撃試験モジュールで、解析結果値は下記のようです。また、Modal解析プログラムで使用可能になるように結果ファイルが Export できます。

- FRF, Cross spectrum : Real, Imaginary, Magnitude, Phase
- Coherence : Coherence, Coherence power
- Scope, Auto spectrum, Impulse power, Cross correlation, Nyquist plot, S/N ratio
- Window : Force, Exponential Window
- Method : Fixed Hammer, Roving Hammer 

Digital Filter Module

デジタルフィルターを利用したデータの保存により、音質評価だけでなく多様な分析分野に適用可能で、分析データは Wave ファイルを含めて多様な形式のファイルで変換が可能です。
当社のポータブルデータ収集装置である PPD中のDSPにデジタルアルゴリズムを適用すれば PCの負荷が減らせます。
尚、Low pass、High pass、Band pass、Band stop filter 等の規格フィルターを設定することも可能です。
本モジュールを利用して一層高い解析を実現することが出来ます。


Waterfall, Color-map Analysis

計測条件を設定後、グラフ表示ボタンを押せば左の 3-D解析が可能で、ユーザーがマウスで選択した地点にX-Y、Z-Y軸上のデータを同時に表示可能です。尚、周波数分析だけではなく Order tracking 解析にも適用されて、多様な形式のファイルで結果ファイルを保存することができます。
左の絵はタコメーターで回転数を入力受けて、Order slice 及び Color-mapを現わした画面です。



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